マスクといえば白色ですが、最近は黒とかピンクとかカラフルな立体型マスクが流行っていますね。特別なマスクではなく、ドラッグストアなどで簡単に手に入ります。
商品名は『PITTA MASK(ピッタマスク)』3枚入りの立体型マスクです。
「カラフルなのが世間受けしたんでしょ」なんて斜めから見ていたのですが、いざ使ってみると思った以上に実用的! 外見で判断していました、ごめんなさい。
そこで今回はピッタマスクがなぜ人気なのか調べてみました。実際に使用した感想も書いているので、ぜひご覧くださいませ。
ピッタマスクの販売元は医薬品メーカー『アラクス』
販売しているのは株式会社アラクス。解熱鎮痛薬『ノーシン』などを生産している医薬品メーカーです。いつもお世話になっております(ドラッグストア目線)
「テレビでやってたマスクが欲しい」と来店されるお客様が多くなってきた頃から売り上げが増え、今ではすっかり人気商品です。やっぱりメディアの影響は大きいですね。
ピッタマスクはカラフルでオシャレ
ここからはPITTA MASKのホームページを参考にしながら、マスクの特徴をご紹介していきます。
他にはないカラーバリエーション
目を引くのは何と言ってもバリエーション豊富なカラー。2019年5月1日現在では
- ホワイト(レギュラーサイズのほか、スモールサイズもあり)
- グレー
- ライトグレー
- ネイビー
- カーキ
- サーモンピンク・ラベンダー・ベイビーピンク(スモールサイズ、各一枚入りのセット)
- ライトグレー・ホワイト・ソフトベージュ(スモールサイズ、各一枚入りのセット)
子供向けとして
- ブルー・グレー・イエローグリーン(キッズサイズ、各一枚入りのセット)
- ピンク・イエロー・サックスブルー(キッズサイズ、各一枚入りのセット)
ホームページでそれぞれの製品情報を見ても、まず最初に書かれているのがコーディネートのポイント。ファッション雑誌のような紹介がされています。本当にマスクのページ!?
たしかにマスクは白じゃなければいけない決まりはないですよね。アクセサリとして使う人も多いですし、服装や気分によって選べると毎日が少し楽しくなります。
ポリウレタン素材を使用
従来のマスクは不織布かガーゼ素材を使用していますが、PITTA MASKはポリウレタンを使っています。スポンジや服、化粧品のパフなどの素材ですね。
特殊技術により高性能なフィルター機能と通気性の高さ、素材の伸縮性を両立。「花粉をしっかりガード」「装着時に隙間を作らない」「呼吸がしやすい」充実したマスクです。耳も痛くなりません。
洗えば繰り返し使用できるのも大きな魅力です。家庭用マスクと言えば使い捨てですが、PITTA MASKはゴミも増えなくて経済的。地球にも優しいんです。
さらにお肌の大敵、紫外線もカットする驚きの性能。色によってカット率は異なりますが、一番低いホワイトでも80%以上のカット効果があります。
すべてを防ぐマスクではない
パッケージ裏面の対象欄には「花粉、かぜ、ホコリ等」と書かれています。ウイルスやPM2.5を防ぐ目的なら、別製品で対応しましょう。
またポリウレタンの特性上、使用につれてマスクが黄色くなっていくそうです。品質には問題ないので、気にならなければ続けて使うことも可能です。
ピッタマスクは息苦しくない新感覚
どうしてこんなに売れるのか? というわけで実際に使い心地を試してみます。仕事帰りのドラッグストアでゲット。帰宅中に思いついたネタなので、別の店で買ったのですよ。
色は売れ筋のグレーをチョイス。では開封!
ちょっといいお菓子みたいな個包装ですね。では一枚ぴりり……。
ふぁ、やわらか……手触りはスポンジそのもの。弾力があって柔らかいです。不織布やガーゼマスクのように耳掛け部分との接着部分もありません。ふしぎ~。
やさしい装着感
皮膚とマスクがこすれても肌に優しい柔らかさ。それでいてしっかりと顔の輪郭にフィットしてくれます。ピッタマスクの名前は伊達じゃない!
それから軽い。気持ちの問題かもしれませんが、通常の不織布マスクより軽い気がするんです。素材や形状のおかげでしょうか。使いやすさのひとつですね。
装着した直後は鼻についたスポンジ特有のにおいも、一時間と経たず気にならなくなりました。慣れに関しては個人差かもしれません。
気になる方は香りの良い中性洗剤などで一度洗えば、においが軽減されます。洗うときは力を入れず、手で軽くもみ洗いをしてください。
息苦しさのないマスク
使いやすさを実感できたのは呼吸してみたとき。息を吸っても口や鼻にまったく張りついてこないんですよ。なんてスーハ―しやすいんだ!
空気がまっすぐ抜けていくので隙間から息が漏れません。そのため「眼鏡をしていてもほとんど曇らない」という嬉しい恩恵も得られます。利便性もバッチリ。
くしゃみや鼻水で湿らないため、マスク内の不快感も少ないです。気になったときは水で洗ってつけ直せばいいので、外出時に何枚も携帯する必要がありません。
毎日洗って使うこと三日間、変化は?
いくら再利用できるとはいえ、数回洗えばよれてくるに決まっている……ということを証明しようと、毎日寝る前に手洗い・陰干しを三日間続けました。乾くのも早い。
結果、まったく変化なし。破れることもなければ、耳掛け部分がゆるくなることもありませんでした。ハンドソープで洗ったのですが、匂いに関しても気になりません。
色の変化も見当たらないので、まだまだ続けて使えそうです。
使い捨てマスクと比べてお得?
繰り返し使えるのはエコで経済的ですが、どのくらい財布にも優しいのでしょうか。
販売価格は店舗によって異なりますが、今回のPITTA MASK(3枚入)は530円くらいで買ってきました。1枚あたり約177円の計算です。
しかし5日繰り返し使うと1枚あたり約33円。100円ショップで同じ3枚入りの商品を買うよりもお得ですね。質の良さや利便性を考えれば、むしろコスパに優れた良品です。
※2019年5月4日追記
一週間ほど使い続けても使用感に変化はなし。日に2~3時間ほどの使用で装着したまましゃべることもないため、ほとんど痛まないのかもしれません。
一枚あたりの使用時間が少なく、すぐ使い捨ててしまう人ほど経済的なマスクではないでしょうか。
まとめ
軽いし耳も痛くならない、呼吸も楽で経済的。コストパフォーマンスに優れた商品であることを実感しました。
「気になって入るんだけれど……」と購入に踏み出せない方は、ぜひ一度使ってみることをおすすめ致します。呼吸のしやすさだけでも、けっこう感動しますよ。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。