カクヨムロイヤルティプログラムにてリワードの初回付与が行われました。「いったいどのくらいになるんだろう」とドキドキしていた利用者のみなさまも多いかと存じます。
何のことか一言でいえばネットに投稿した文章作品で報酬がもらえるようになったのです。僕も私も「小説でお金稼いでるよ」と言える時代になりました。夢がMORIMORI!
それって誰でも参加できるのか? どのくらいいただけるのか? 今回はカクヨムロイヤルティプログラムのお話をします。カクヨムユーザーのみなさま、自身の作品で報酬を得たい方はぜひご覧くださいませ。
小説投稿サイト「カクヨム」
カクヨムとは株式会社KADOKAWAが提供する小説投稿サイト。角川書店や角川文庫の名前は馴染みがあると思います。言わずもがな業界では大きな会社ですね。
サイトに登録すれば文章作品の投稿・公開ができ、もちろん登録費や維持費はかかりません。様々なコンテストも開かれており、書籍化も夢ではありません。最近だと投稿作品『この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる』が『慎重勇者』としてアニメ化されました。
百聞は一見に如かず。どんな感じか例として自分の作品を上げておきます。よろしければご覧くださいませ。
報酬が発生するロイヤルティプログラム
2019年10月29日からカクヨム内で「ロイヤルティプログラム」というシステムがスタートしました。これはサイトに広告を掲載して、その収益の一部を投稿している利用者に還元するユーザー収益化プログラムです。もちろん報酬は現金化可能。
こちらも登録費などは一切不要、参加すれば投稿者は資格を得られます。カクヨムからのお知らせによると、参加者は12月上旬で約13,000人だそうです。利用者や訪れる人は年々増加しており、これからさらに増えていくでしょう。
報酬額は月々や個人の頑張りで変動する
報酬額は個人のアドスコアに応じて、カクヨムサイトの広告売り上げを参加者に分配することで決定。
アドスコアとはプログラム参加作品の読者支持を数値化したもの。作品のページ閲覧数や文字数など、様々な要素で算出した数値ということです。
参加者の活動や時期ごとに数値は変化し、サイトの広告売上も変わってくるため、報酬額は毎月変動します。たくさんの人に見てもらえばそれだけ報酬額が増えるのは間違いありません。リワード(=得られる付加価値)発表は毎月の中旬頃を予定しているそうです。
たけのこのリワードは……?

具体的にどのくらいもらえるのか? つーかお前はいくらもらったんだ、たけのこさんよぉぉ! というわけで、わたくしの報酬配分を発表したいと思います!
ドゥルルルルルル………………バァン!
話を聞いてください。10月分のリワードはプログラムが開始した29日から31日の3日間のみ。少なくて当然なんです。そりゃあ多く読まれているわけじゃないですけど……
リワード換金額は3000から
2円が銀行口座に振り込まれるのかといえば違います。最低換金額は3000円からなので、リワードを3000獲得しないとお金になりません。
カクヨム運営さんの報告によると、参考として全体の広告売上を広告表示PV(=ページ閲覧数)の累計で割った結果、10月の実績は約0.12円/PV。ここから作者全員と運営さんでさらに分配した結果が個々人のリワードだそうです。
ちなみに割合は作者(全体)が7、運営さんが3とあたたかみのある数字。内訳をしっかり公開してくれるところに信頼を感じました。さすが僕たちのKADOKAWAさん!
人気作品の作者は5桁以上のリワードが発生している
11月分のアドスコアは発表されており、作者のみなさまはこのくらいかなーと予測できていると思います。たくさん読まれてる作者ってどれくらいもらえるのでしょうか?
運営さんの速報によると、11月中のリワード獲得者(約8500名)のうち、約250名が3000リワード以上、約100名が10,000リワード、そして数十万円分のリワードを獲得予定の方々もいらっしゃるとか……家賃と光熱費払っておつりが来ますけど!
こんな話を見てしまうとドリームを感じずにはいられません。すでに登録されている方のモチベーションも上がるのではないですか? もしくは「自分も参加してみたい」と興味を持つ方もいらっしゃるでしょう。
資格なんていりません、どんどん参加してカクヨムを盛り上げていきましょう!
カクヨムは使い勝手のいい投稿サイト

他の小説投稿サイトを利用したことはないので比較はできませんが、カクヨムはとても使いやすいサイトです。登録して約2年経ちますが快適さは日々実感しており、書くにしても読むにしても不便はありません。
特に2019年は一層使いやすくなりましたね。ユーザーの声をしっかり取り入れ対応してくださる運営さんは素敵で素晴らしいと思います。ダッシュボードができた際も、ワークスペースにマイページ表示もすぐに追加してくれましたし。
大きい会社が運営している安心感もあります。自分が数ある小説投稿サイトでカクヨムを選んだのも「角川さんならよさげ」と思ったからです。
小説じゃなくても投稿できる
「作品投稿……カクヨムに興味はあるけど話なんて作れないよぅ」と思っている方へ。小説じゃなくても投稿できますよ。
例えば日記だっていいんです。日々感じたことをつづってもいいし、好きなゲームのプレイ感想でもいいし、なんなら自作のお料理レシピ紹介だってオッケー。読む専門で登録している方だっていらっしゃいます。活動しながら小説が書きたくなったら書けばいいんです。
まずは触って投稿してみてください。最初の一歩を踏み出すのはドキドキしますが、スタートラインに石ころは置いてありません。やり始めたら、あとは自分のペースで歩けばいいんです。早く走れと強要する人はいません。たけのこも気楽に投稿してますから。
まとめ
小説投稿サイト「カクヨム」は自分の生み出した文章作品で収益化できる夢のあるサイトです。興味が湧いたらぜひ利用してみてください。できればたけのこの作品も読んでいただけると、うれしいな。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。


