今回は小説を書く方、シナリオライターを目指す方、脚本家志望、作詞家などなど、言葉を使いこなしたい人には必見の記事!
シリーズ累計発行部数が63万部を超えたベストセラーで、文章創作に重宝すること間違いなしの使い勝手。分厚い辞典を一冊持つより役に立つし、コンパクトで場所を取らない。
今回はとっても便利な『ことば選び辞典』についてお話します。上手く頭の中の考えが言語化できない、そんな悩みを解決する希望の一冊になるかもしれません。
各カテゴリーに特化した辞典だから調べやすい
学研プラスから出版されている『ことば選び辞典』は以下のシリーズが発売中です。
- ことば選び実用辞典
- 感情ことば選び辞典
- ことばの結びつき辞典
- 創作ネーミング辞典
- 難読漢字選び辞典
- 美しい日本語選び辞典
- 漢字の使い分け辞典
それぞれカテゴリーに特化した単語だけが収録されており、欲しい単語がすぐ見つかります。文字が大きくなっているサイズも販売されています。
さらにエヴァンゲリオンとコラボした特別版もあり、普通に書店で売っていました! 手元にあればクリエイター活動のモチベーションが上昇すること間違いなし!
表紙のデザインや詳しい情報は学研出版サイトをご覧くださいませ。
標準サイズはズボンのポケットに入る大きさ
標準サイズの辞典は縦幅が一般的なボールペンとほぼ一緒。横幅は文庫本より狭くて長財布くらいなのでズボンのポケットに入ります(辞典をポケットに入れて歩く人は稀ですが)
大きい文字の辞典サイズはB6変型版。青年マンガの単行本より横幅が少し狭まった大きさなので、机の場所を取ることもないでしょう。厚さもそれぞれ200~250ページほど。
一番厚みのある実用辞典でも400ページないので、うんざりするような重さはなく、持ち運びしやすいのも使い勝手の良さ。
創作活動を前提にした内容だから使い勝手がいい
創作中に悩むのが、場面や心情を表現する言葉のチョイス。頭の中で考えていることを的確に表す言葉って、なかなか出てこないんですよね。
楽しい気持ちを表現したい。けれど「楽しい」という言葉だけを使い続ければ、文章は単調で面白くなくなってしまう。脳内の映像を的確に伝えられる日本語を選びたい。
ことば選び辞典なら類語・同義語が簡単に見つかります。分厚い辞典をめくる手間も、検索エンジンに打ち込む時間も短縮できるので、書くことに集中できますよ。
一般的な辞書に比べてリーズナブルな価格
実際にたけのこが買ったのは「感情ことば選び辞典」と「情景ことば選び辞典」の二冊。どちらも本体価格630円と非常にリーズナブル。
辞典のまえがきには「創作活動に少しでも役立つ辞典になりたい」と書かれています。開いてみると一目瞭然、探したい言葉がすぐに見つけられる最適な内容でした。
例えば「怒る」で引くと類語が30語以上掲載されています。もちろん意味と例文もセット。さらにカタカナ表現や柔らかめの表現も合わせて書かれているので至れり尽くせり。
情景ことば選び辞典は「雨」「風」などの気象から「火」「水」などの自然、草木や生き物、人体、色、時節など細かにカテゴライズされており、巻末付録として十二月の異名や季節ごとの動植物がまとめられています。
たけのこも説明しているだけでよだれが出てきます。創作活動において、まさに垂涎の書と言っても過言ではありません。
まとめ
的確な表現をすぐに探し出すことができる、コストパフォーマンスに優れた『ことば選び辞典』シリーズ。
創作活動にこれほど役立つ辞典は他にないでしょう。表現や語彙力不足で悩んでいる方はぜひ活用くださいませ。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。