たけのこはただいま小説投稿サイト「カクヨム」にて『ミッドナイト・タロットーク』という作品を公開中です。
小説には絵柄を添付することはできません。そこでブログを使って絵柄のご紹介をしようと思い立ちました。いわばカクヨム投稿小説×ブログの合同企画。
今回は作中に登場するタロット占いのスプレッド(展開法)をご紹介いたします。簡単な解釈は作品内の説明に沿っています。
これがすべてではなく、興味を持つ「きっかけ」としてご利用ください。
ゲームやアニメで題材にされることも多いカード、タロットに興味のある方や創作のインスピレーションを求めている方はぜひご覧くださいませ。
タロット占いを始める前の準備
占う前にカードを混ぜることをシャッフルといいます。どんな形の占いでもまずはシャッフルから始まり、集中力を高める動作でもあります。
まずは充分に混ぜたり、並べたりするための広い場所を確保しましょう。カードを広げる場所にはクロス(布)を敷きます。
クロスを敷くのは滑りをよくしてシャッフルしやすくするほかに、カードを傷つけない目的もあります。専用の布がなければ、手芸用品店に売っているベロアやベルベット生地などで代用する方法もあります。リーズナブルですよ。
占う内容を思い浮かべながら、両手で時計回りにぐるぐるとカードを混ぜます。もう充分かなと思ったら、カードを山に戻します。
シャッフルのあとにカットをする場合もあります。これは山札を3つに分けて、別の順番に重ねなおす作業。カードをよく混ぜる場合に行いましょう。
ワンカード・オラクル・スプレッド
ワンカード・オラクル・スプレッドはカードを一枚引き、出たカードで一日の運勢や悩みごとの答えを読み解く占いです。
もっとも基本的で簡単な占い方法なので、最初の勉強にぴったりのスプレッドです。
ツーカード・オラクル・スプレッド
ツーカード・オラクル・スプレッドは2つの選択肢で迷っているときに相談できる占い。カードを2枚引き、それぞれの選択をした場合の未来を教えてくれます。
注意点として、事前にどちらのカードがどの選択を示しているか決めておきましょう。
スリーカード・オラクル・スプレッド
スリーカード・オラクル・スプレッドはいま悩んでいる物事の原因と現状が分かり、さらにこれからどうすればいいのかを暗示する占い方法です。
カードを3枚引いて横一列に並べます。向かって左が悩みの原因(過去)を示し、真ん中が現在の状態、右がこれから起こりうる未来を暗示します。
ホロスコープ・スプレッド
ホロスコープ・スプレッドは1週間や1か月など、一定期間内の各種運勢を教えてくれる占いです。数字に対応した運勢は以下の通り。
1 【自身について】自分の置かれた立場や状況、考え方、心理状態など
2 【金銭運】経済状況・考え方・悩み・希望を暗示、所有物なども示す
3 【国内旅行運・学業運】兄弟姉妹の関係、手が届く範囲の出来事
4 【家庭運】家族など親密な人との関係、不動産、余生なども教えてくれる
5 【恋愛運・ギャンブル運】趣味やスポーツ、レジャーなどに関係
6 【健康運】病気や怪我などを示す、職場での日常やペットとの関係も暗示
7 【結婚運・対人運】恋人、友達、仕事上のパートナーも含む
8 【財産運】生や死についても暗示する
9 【長期旅行運・学問運】旅行は距離のある場所、勉強は高等教育の範囲
10 【職業運】社会的な仕事に関しての地位を表し、これから向かう先を示す
11 【友人運】社会生活で属するグループ内での活動やもたらされる恩恵を暗示
12 【潜在意識】無意識に感じていることや障害、見えない敵などを教える
13 【総合運】どのようにすれば運気が向上するか、キーカードでもある
ケルト十字法
ケルト十字法は問題がはっきりしているときに適した占い方法です。順番にカードをめくっていき、問題を整理しながら最後に結果を暗示します。
数字ごとにカードが暗示する内容は以下の通り。
1 相談者の性質(本来どのような性格の人なのか)
2 相談者の行動(性質を受けてどのように行動する人なのか)
3 考えの基盤(現在の悩みを生み出した原因や出来事)
4 過ぎ去った出来事(悩みに影響を与えた最近の出来事)
5 未来の可能性(対処しなければやってくる未来、このまま進んだ結末)
6 訪れる出来事(近い将来に体験すること、現状からの変化が分かる)
7 相談者の立場(現在の悩みに対して相談者がどのように関わっているのか)
8 環境(周囲の状態がどのように働きかけるか、影響を与える人物像の暗示)
9 心境(未来に対してどのように考え、影響を与えるか)
10 最終結果(相談の回答、変化した未来の予測)
まとめ
タロットカード小アルカナ:ペンタクルの紹介でした。投稿小説『ミッドナイト・タロットーク』をよろしくお願い致します。
大アルカナやほかの小アルカナの紹介もどうぞご覧くださいませ。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。