ブログの運営で収入を得たい、ブロガーってやつになってみたい!
目標を打ち立てるのは簡単ですが、初心者には知識がありません。まずはネットで情報を検索するか、書店で専門書を購入するでしょう。たけのこもたくさん買って読みました。
今回はブロガーデビューまでに読んだ本のおすすめポイントを紹介します。「ブログに関する本ってどれがいいんだろう?」とお悩みの方は参考にしてくださいませ。
本を買うメリット
書籍の紹介をする前に書くのもなんですが、知りたいことなんてインターネットで検索すればすぐに出てきます。簡単で新鮮、欲しいものがすぐに分かると利点しかありません。ネット社会ばんざーい!
実際にブログを立ち上げる際も、ネットの情報を見ながら手続きしました。おかげで初心者でもつまづくことなく、開設することができました。
ちなみに、おんぶにだっこさせていただいた記事がヒトデさんの『今日はヒトデ祭りだぞ!』です。これがもう、めちゃめちゃ分かりやすい! これから始める方のマニュアルとしてご案内させていただきます。
出費を内容で取り返し、貴重な知識を身につける
「タダで情報が手に入るなら、本なんて買う必要なくなーい?」
書籍とネット、どちらでも同じ情報が手に入るなら買う必要はないでしょう……が、しかーし! 専門書を買うメリットは確かに存在するのです。
支払い分のマイナスを内容でプラスに変える
専門書はどれもそこそこ値が張るので、出費としては小さくありません。なのに読まなきゃ意味がない。お金をドブに捨てたも同じこと。
汗水たらして得たお金を無駄にしないためにも、本を読もうとします。内容を吸収することで支払った元を取り戻そうとするのです。だから身につく。自分の知識になる。
簡単に言えば「お金を払って買うことで己のやる気をあおる」わけです。それに頭の中に知識があれば、物事を調べる時間も大幅短縮。貴重な24時間が有効活用できます。
本の内容すべてがネットに載っているわけがない
専門書の内容をすべて記載したサイトなんてありません。当たり前ですが、そんなことをしたら逃げ場なき著作権侵害でお縄頂戴です。
だからネットに書かれているのは紹介まで。肝心の内容は読んだ人だけが得られます。専門書を買うことは、貴重な知識を買うのと同義なんです。
ブログを始めるときに役立った本
ではここから、ありがたい専門書を紹介させていただきます! まずはブログに慣れるまで助けてもらった本から。
『いちばんやさしいWordPressの教本 第3版』
WordPressに関わる専門家3名によるサイト制作の教科書。これぞザ・入門書と言うべき内容です。フルカラーで見やすく、実際の画像に沿って解説が進む親切さが嬉しい。巻末には用語集や索引もあります。
Webサイトの仕組みから作成、安全な運用まで基礎的な部分をきっちりカバー。ゼロから始める人を対象にしているので、とにかく分かりやすさに重点が置かれています。
初心者の疑問なんてネットの検索で簡単に解決しますが、本は見やすいんですよね。入ってくる情報も本の方が多いし、理解しやすいように工夫されているためでしょう。
パソコンに慣れていない人は、手元にあると安心できる一冊です。
『アフィリエイトで夢を叶えた元OLブロガーが教える 本気で稼げるアフィリエイトブログ』
ダイエットや美容分野で有名なブロガー、亀山ルカさんの本です。
読まれる記事、稼げるブログをつくるための運営方法や心構えが初心者向けに書かれています。こちらも大変ためになりました。
ブログ開設の準備だけでなく、記事のつくり方、アフィリエイトサービス利用に関する登録など、具体的な手順が書かれているのが心強いです。
魅力的な記事制作についてはノウハウがぎゅっと詰め込まれており、ブログを始めたあともたびたび読み返すことが多い内容となっています。
『元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense』
GoogleでAdSenseに関する業務に従事していた石田健介さんの著書。AdSenseの仕組みや利用方法などについて、しっかりと書かれています。
実用向けですが、初心者がAdSenseを知るにはとても良い内容でした。審査についても書かれていますので、これから挑戦する方は参考にもなりますよ。
アカウントの閉鎖条件や運営についても細かく書かれています。はじめに読んでおけば「ルールはしっかり守ろう」と危機管理の意識が高まること間違いなし。読者特典として、ポリシー違反と判定されそうなキーワードリストもありがたかったです。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
Webプランニングだけではなく、作曲家でもありピアニストでもあるという多彩なクリエイター、松尾茂起さんの本です。
書店で手に取ったとき「重っ……分厚っ!」と衝撃を受けました。なんとこの本、632ページあります。ちょっとした辞典レベルですけど!
そんなの読む気しなーい、なんて諦めるのは待ってください。ページ数は多いですが中身はめちゃめちゃ読みやすい内容なんです。なぜならストーリー仕立てになっているから。
本編は登場人物たちの掛け合いで進む、いわゆるアドベンチャーゲーム形式で書かれています。文章が会話なのでとっつきやすく、物語としての展開も盛り込まれているのでサクサク読めます。次回予告が挟まる入門書なんて他にありません。
そういうのって薄い情報しか載ってないんじゃ……と疑う方はご安心を。各エピソードの最後には要点が分かりやすくまとめてあります。「ストーリーで内容を把握し、のちに専門的な説明で詳しく理解する」まさに初心者に優しい構成になっています。
小難しい本を脳細胞が拒否しちゃう方にはうってつけの一冊ですよ。
記事を書くために役立った本
記事を書く以上、文章力は必須パラメーター。ですが大人になると、文章の書き方を学ぶ機会はなかなかありません。そこで文章力向上に役立った本を紹介!
新しい文章力の教室
ニュースメディア『コミックナタリー』の初代編集長、唐木元さんの本です。
作文のつくり方から基本的な言葉の使い方、読んでもらうための工夫など、文章に関する知識がこれでもかと詰まった内容。この本が一冊あれば確実に国語力が向上します。
日常や業務上の文章作成にも役立つので、日常や業務の文章にも使えます。「企業は新入社員に配って読んでもらうべき」と言い切れるほど汎用性が高い! 義務教育に組み込んでもいいんじゃないかな……決して言い過ぎではありません。
小説家など物語を書く方にもおすすめです。修飾語と被修飾語の使い方、句読点の打ち方、単文・重文・複文の使い方など、文章の読みやすさを高める知識は一読の価値あり。
文章の勉強がしたい方には広くご案内できるトレーニング本です。
ブログ発展に役立つ本
基本はバッチリ、あとはひたすら高みを目指す! より目標に近づくための本はこちら。
Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
アドセンスの先駆者のんくらさんによる専門書。通称『のんくら本』と呼ばれているそうです。検索したらとにかく評判がすごい! みんな良いって言ってる!(流されるタイプ)
実は今回紹介している中で一番初めに購入した本でした。だってさ、初心者向けの本を探していたら見つけちゃって、品薄ってネットにも書いてあったから(流されるタイプ)
アドセンスの基礎知識がいっさいない状態で読んだのですが……さっぱり理解できませんでした。魔法使いを目指そうと決めた子が、封印された極大呪文の魔術書を読んでいる気分でした。基本的知識を前提とした内容で、初心者向けではありません。
自分のレベルを上げなければ読むことすらままならない。それからブログ運営の基礎を学び、記事を書き、アドセンス審査に合格。ドラクエⅢで言えばロマリアに行けるくらいのレベルにはなったかなと思い、再びページを開くと……
成長を実感した瞬間であり、いかに実践的な内容が書かれているのかがようやく読み取れました。広告の活用方法がここまで書かれた文章は他にないでしょう。
まだまだ初心者ですが、稼ぎ続けるためには欠かせない一冊だと思います。
まとめ
ブログ運営の書籍を読んだ感想を初心者なりに書いてみました。「買おうかな、どうしようかな」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。