ブログ開設から45日目。2度目の挑戦で目標だったアドセンス審査に合格しました!
いったん、落ち着きます。
情報を検索すればするほど、明確な対処法がないことが分かるアドセンス審査。ですが合格できたのは、間違いなく諸先輩方の報告記事のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです。
そこで今回は初心者たけのこがアドセンス審査にあたって意識したことや、具体的な対策をまとめます。この経験が少しでも、審査に挑む方々の役に立てばうれしく思います。
・アドセンス審査のひとつの対策が分かる
・価値のある記事の書き方が分かる
初めて審査を受けたときの状況
まずは1回目(落ちたとき)のブログ状況を確認してみましょう。
運営開始日 | 2019年3月31日 |
審査申込日 | 2019年4月23日(火)の夜→5月7日(火)の夜に不合格通知 |
投稿記事数 | 7記事 |
カテゴリー数 | 4つ(ライフスタイル、サブカルチャー、日記、管理人) |
記事のジャンル | プロフィール、日々の考え、健康、雑貨の感想、書評など |
記事の文字数 | 500文字以下~4000文字ほど |
画像使用 | フリー素材、もしくは自分で撮った写真を使用 |
PV数 | ほぼ0 |
サーバー | エックスサーバー |
ブログ | ワードプレス |
テーマ | JIN |
設定済み | 「サイトマップ」「お問い合わせフォーム」「プライバシーポリシー」「免責事由」「アイキャッチ画像(全記事)」 |
その他設定 | アフィリエイトリンクはなし、外部リンクはあり |
「審査を受ける回数に制限はない」という情報は知っていたので、申し込みの流れを掴む意味で挑戦。
4月27日~5月6日までゴールデンウィークを挟むため、連休前に申し込みました。結果通知は予想通り連休明けでしたね。
審査の流れを学んだ時点で初回の目的は達成したので、あとは受かれば嬉しいな、くらいの気持ちで通知を待ちました。とはいえ約2週間のあいだはソワソワでしたけど……。
通知の内容を真摯に受け止める
『サイトが要件を満たしていないので、申し込みを受け付けることができません』『要件を満たすように変更すれば、改めて申し込みできます』
不合格メールは箸にも棒にも引っかからなかった雰囲気の文面でした(勝手にそう読み取っただけですが)
審査を申し込んだGoogle AdSenseのサイト画面は『複数のポリシー違反が確認されたため、承認できない』文面に変わっており、価値の低い広告枠についての説明が書かれていました。
どちらも文字だらけで圧迫感があり、ちょっと怖い印象を受けたのですが、広告を扱うことに対する責任の重さも感じました。
価値が低いブログに広告を載せたため、商品の価値も下がってしまう……企業側はそんなこと望むわけがありません。
広告を掲載するに見合った媒体かどうか。きちんと審査を設けるのも道理です。
広告が掲載されても問題ないように改善していく
2回目は合格を目指し、気合を入れて修正開始。
まずはアドセンス審査で検索し、とにかく情報を集めました。どこがポリシー違反だったのかチェックしてひとつずつ直します。変更点は以下の通り。
お問い合わせフォームをヘッダーメニューに設置
お問い合わせフォームは作っていましたが、プロフィール画面から飛べるようにしただけでいいと思っていたんです。
そこで改めてヘッダーのメニューにフォームを追加。サイトマップと並べてはっきり分かるようにしました。
特化性に着目してカテゴリーの整理
審査合格の記事を拝見していると「バラエティに富んだ内容より、決まったカテゴリーに特化した内容の方が合格しやすい」アドバイスが多数見受けられました。
『やっぱりたけのこぐらし』は雑記ブログとして運営していくつもりでしたが、ブログの特徴を出すためにも、改めて方向性を考えました。
結論としてドラッグストアでの経験や知識を生かし、生活のお役立ち情報を発信していく記事を軸にすえることに。これだけでもブログの特色が現れた気がします。
そこで今までは「ライフスタイル」「サブカルチャー」「日記」「管理人」の4カテゴリーでしたが、サブカルチャーを削って3カテゴリーに変更。記事も非公開にしました。
内容の薄い記事をゴミ箱へ
7記事の文字数平均は約2000文字。その中でプロフィールの次に書いた『ブログ始めました』の記事だけ500文字と明らかに少ない。内容も今後に対する決意表明でした。
「記事にはある程度のボリュームが必要」の検索情報に基づき、決意表明をゴミ箱へ。自分ではそこそこ気に入っていたのですが、大切なのは主観的価値より客観的価値!
外部参照リンクをすべて解除する
記事の参考にさせていただいたページに飛べるよう、張っていた外部参照リンクをすべて解除しました。
「合格のために外部リンクを解除した」「解除しなくても合格できた」と人それぞれだったのですが、念のためですね。あまり関係ないのかもしれません。
サンプルページを削除
ワードプレスにあらかじめ入っているサンプルページをそのまま放置していました。編集もしくは削除してねって書いてあるにも関わらず……即消しました。
PVは関係ない
不合格通知が来るあいだ、自分のブログを閲覧している人間は自分だけ。作ったばかりで誰も見ていないのは当たり前ですから、まったく気にしていませんでした。
先に書いてしまうと審査合格時もPVはずっと0。それでも通過できたので、PVは審査基準に含まれないのでしょう。
価値のある記事=独自性と考えてみる
外側を改善して、次はいよいよ中身=記事について考えます。価値の低くない広告枠って一体なんだろう……意識して書いたことないのでさっぱりですわ……。
そこで参考にさせていただいたのが、吉田航基さんの『ひよこは旅をする』ブログ。アドセンス審査に関して濃密な情報・分析が書かれており、大変勉強になりました。これから審査を受ける方はぜひご覧ください。きっと一筋の光明が差すはず。
ブログの価値とは「そこでしか読めない記事」
コウキさんの記事を読みこみ、自分なりに対策を固めます。
似たり寄ったりで、どこでも知ることができる内容に高い価値があるとは思えません。そのブログでしか読めない内容、そこでしか得ることができない知識に価値があると判断されるのも納得です。
そこで着目したのが『独自性』です。
他では取り上げていない情報や体験談、自分なりの考え方など、自分にしか書けない記事にこそ価値があるんじゃないのか? 読んでみようと思わせる要素じゃないのか?
次の課題はオリジナリティのある記事に書き換える。改善の方向性が定まりました。
記事の独自性を数値化してみる
独自性の有無を判断するために使用したのがCopyContentDetectorという無料ツール。
記事の文章を入力すると、内容がどれだけ他のサイトと類似・一致しているか自動で検索してくれます。登録不要で規定文字数までは無料、何度も使える優れモノ! 便利すぎて「本当にタダでいい……の?」と不安になるくらい便利です。
チェックツールを使い、どれくらい他に似たような内容があるのか調べてみました。似たような記事が多ければ独自性がない=価値が低いと修正の指針にします。
まず入力したのがこちらの記事。
学習したことや仕事で得た知識をまとめたのですが、結果は類似度76%、一致率93%。他のサイトでも読める内容がほとんどってことが分かりました。
次は昔の思い出を元にした記事をチェックしました。
類似度1%、一致率21%。ぜぜぜ、全然違うぅ! 数字の小ささから、この記事は他で読むことのできない内容だと判断しました。
調査から理解したのは「自分の考えや言葉で書く文章にはオリジナリティがあふれている」こと。気がつくと当たり前なのですが、明確な数字に改めて思い知らされました。
実は使い方を間違っていたコピペチェックツール
審査合格後に気がついたのですが……入浴の効能について書いた記事、公開中のサイトも調査対象に含まれていたんです。そりゃほとんど一致するわ!(投稿記事のドメインを除外して再調査すると類似度2%、一致率21%)
結局は勘違い調査だったのですが、大切なことに気がつけたのは怪我の功名。いま思えば、このミスがあったからこそ合格できたのかもしれません。
自分のブログでしか読めない記事を書く
独自性を念頭に置いて書いた記事は3つ。ひとつは先ほど載せた趣味についての記事なので、残りふたつを紹介します。
管理人のカテゴリーに置いた記事で、ようするに自己紹介です。
普通の自己紹介だとつまらないので、他人に話したことのない社会人時代について書き、オリジナリティを出しました。内容はいろんな意味でブラックです。
寝つきが良くなる方法を紹介だけじゃなく、自己検証した結果も添えた記事です。自分の仕事も絡めることができました。
少ない記事数で審査に合格した方もいらっしゃるようなので、量より質が重んじられるのでは? と推察して少数精鋭の3記事で挑んだ結果、見事合格!
審査合格時のブログ状況
合格時のブログ状況はこちら。
審査申込日 | 2019年5月12日(日)の夜→5月14日(火)の深夜に合格通知 |
投稿記事数 | 3記事 |
カテゴリー数 | 3つ(ライフスタイル、日記、管理人、1カテゴリーに1記事) |
記事のジャンル | 日常に役立つ情報、過去の経験談、プロフィール |
記事の文字数 | 平均4000文字 |
通知が来たのは深夜3時ごろ。布団に入ろうとしたときだったので、興奮して全然眠れませんでした。それくらい嬉しかったです!
まとめ
・記事の数よりも質が重要。自分の経験を織り交ぜて、独自性の高い内容を意識する
・PVは審査に関係なし。投稿頻度も重視されない
・お問い合わせは見えるところに設置する
絶対的な対策とは言えませんが、審査合格者の一意見として参考にしてくださいませ。これから審査を受ける皆様の合格を切に願っております!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。