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【小説】AIのべりすとで共同執筆!異世界転生モノ小説を書いてみました

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AIのべりすととはAI(人工知能)による文章・小説作成アプリケーションソフトウェアのこと。サンプルとなる文章を打ち込むと、AIが続きを考えてくれます。

たけのこ
たけのこ
基本無料で利用できるよ!

今回はAIのべりすとさんを利用させていただき、実際に小説を書いてみました。ジャンルは異世界転生モノ。完成後に意味を整えた修正版を記載します。

どのような物語になったのかご覧ください。

AIと共同執筆した作品『バイトの合間に対魔王軍の防衛線を任されました』

青字=たけのこが考えた文章 赤字=AIが考えた文章

「ぁりがとーござっした~…………えっ?」

 適当に下げた頭を起こすと、見慣れた店内の風景が一変していた。

「……えっ? なに? どこ、ここ?」
「よくぞ参られた異世界の勇者よ!」

 状況が呑み込めない俺に、サンタクロースみたいな白髭の爺さんがすり寄ってくる。

「さあ、この国を救ってくれ!」
「待て待て待って! えっ誰? コンビニはどこ行ったんだよ!? バイト中なんだけど!」
「召喚による影響で混乱しておるようじゃの。じゃが時間がない、手短に話そう」
「ちゃんと話してください」
「いまこの国は魔王軍の手下に攻められ危機に瀕しておる!」

 爺さんは俺を無視して勝手に話を進めた。

「魔物たちが街に侵入し、ついにはこの城にも攻め入ろうとしておる。我が国の兵力では防戦するので精一杯……だから秘術を使い、異世界から勇者を召喚したのじゃ。さあ、そなたの力で魔物たちを追い払ってくれ!」
「話が一方的すぎる! あとメチャクチャ都合よく人を使うな! うちの店長か!?」
「私はこの国の王だ」
「だろうね見た感じそうだと思ったよ! 頭に王冠乗っけてるもんな!」

 これが世間で一大ジャンルを築き上げた『異世界召喚』と感動に浸る余裕はない。

 俺は突然の状況とバイトの心配で頭が混乱し、爺さん……もとい、王様も焦っている様子が見える。遠くから衝撃音が聞こえるたびに、周囲の人間が慌てふためく。

 緊迫した状況は伝わってくるが……。 

「事情が分かったなら、早く魔物を」
「分かってねーよ嫌だよ帰せよ! 俺には関係ないし、仕事サボってるって思われるじゃんか!」
「事が収まればそなたの世界に帰すと約束する。もちろん、働きに値する報酬も渡そう」
「ほ、報酬……いやいや、まずただの大学生バイトに戦う力なんてないから!」
「案ずるでない。勇者は異世界から召喚される際、神によって戦う力を授かると聞いておる。さあ、よく思い出すのじゃ、自身の力を」

 そんなの知らないけど……なんだ、この言葉は。
 頭の中にある言葉が浮かび上がった。もしかしてこれが勇者の力……なのか?

 俺は無意識に右手を突き出し、金色に光る言葉を口にした。

「―――ステータス・オープンッ!!」

 すると目の前に半透明のボードが現れた。

 <【名前】佐藤太郎 【年齢】17歳 【レベル】1 【職業】なし 【スキル】なし 【状態】正常>

「おおっ! 出た……けど『【スキル】なし』?これって、何もできないってことか?」

 俺は王様の顔を見た。

「いや、そんなはずは……まさか、ハズレ……?」
「本人を目の前にハズレとか言うな!」
「何かの間違いかもしれぬ。もう一度、神経を集中して授かった力を思い出してみるのじゃ」

 言われた通り、俺はもう一度ステータスボードを開いた。もしかしたら、見落としや別のページに特殊能力が書かれているかもしれないから。
 頼むぞ……何もできないなら俺は本当に役立たずだ。そんな言葉、店長に言われるだけで充分だ。

 頼む!!

「ステータス・オープン!!」

 願いを込めて叫ぶ。そしてよく見ると……書いてあった。これが、俺の能力?

<【名前】佐藤太郎 【年齢】17歳 【レベル】1 【職業】なし 【スキル】なし 【状態】正常>

 ……あれ? 能力が一つしかない。

「……あの、これは?」
「なんと……」

 王様が愕然としている。
 えっ……ちょっと待って、なにその反応? これってヤバいやつ?

「うむ、どうやらそなたは勇者ではないようだな」
「ちょっ、それどういう意味ですか!?」
「勇者とは選ばれし存在。この国の……いや、この世界を魔王の脅威から救う希望の存在。異世界から召喚される者は皆そうであった」

 王様は視線をあさっての方向に向けた。

「しかし極まれに、何の能力も持たない者が召喚されることがあたっと、城の古い書物に書かれておった」
「その極まれに引いてしまう……は、ハズレが、俺だと……」

 質問に対し、背を向ける王様。

「聞けよ! え、じゃあ、俺はどうすればいいの? このまま元の世界にUターンされるの?」
「それはできん」
「なんでだよ!?」
「異世界召喚の儀式には膨大な魔力が必要じゃ。それだけの量を蓄えるとなると……三十日ほどかかる」
「さ……一か月も帰れないのか!」

 俺は真っ先にバイト先のことを考えた。
 全然働く気がない俺でも雇ってくれた貴重な職場をもクビにされたら……実家の仕送りだけじゃ食べていくのがやっと。ゲームや漫画を買う余裕がなくなってしまう。

「てか、すぐ帰してくれるんじゃなかったのかよ!」
「いや、それは、その……まずは脅威を退けた後で詳しい話をしようと思ってだな……」
「そういうのを詐欺っていうんだよ!!」

 正直、俺も誉められた性格じゃないが、この王様も大概だ。
 しかし戦うこともできない、戻ることもできないとなると、いったいどうすればいいんだ……。

「……ん? あぁっ!?」

 俺は自分の体を見て驚いた。
 いつの間にか着ていた服が違うものになっている。

「な、なんだよこの服……鎧? 兜? 剣まで持ってるし!」
「おおっ! 伝説の聖剣ではないか!」
「マジでか! これで魔物と戦えばいいってことなのか?」
「そうじゃ。そなたの職業は勇者ではなく、聖騎士。勇者をサポートする役目を担う者じゃ。その力があれば、きっと魔王も倒せるだろう!」
「おぉ……一つしかない能力っていうのは『聖騎士』のことだったのか」

 今になって装備が変わったのは、ステータス反映に時間がかったからなのか?
 ていうか伝説の聖剣って勇者の装備じゃないのか?

 まあいい、とにかくこれで戦える!

「頼んだぞ、聖騎士殿。この国を魔王の手から救い出してくれ!」

 俺の目をじっと見つめ、手を握ってくる。
 こ、こいつ、すげー調子いい王様だな……用事が済んだら報酬たんまりふんだくってやる。覚悟しておけ。

 王様の手を振りほどき、俺は城の外に案内してもらった。

 

 外に出ると、破壊された城門の前に武装した魔物の群れ。その中に真っ黒いローブを着た奴が立っている。

 あいつが魔物を率いている親玉だな。俺は黒ローブに剣を向けた。

「おい、お前が魔王だろ! 大人しく降伏しろ!!」
「ほう、私が魔王だと分かるとは、なかなか見所がある」
「えっ? 本当に?」

 適当にハッタリかましたのに、あいつが魔王?
 その割にはゲーム序盤で登場するような小物感に包まれている気がしなくもない。

「もう一回聞くけど、あんたが魔王なのか?」
「はい」
「えええええっ……嘘だろ!? 魔王が直接攻めてくるんじゃねえよ! 普通は手下とか直属の部下とか、四天王とかに任せるだろ」
「実は……魔王城が攻められ、仲間と共にここまで逃げてきたのです」
「仲間?」
「はい。残った私の部下はたったこれだけ。四天王も全員やられてしまいました」
「誰に!?」
「異世界から召喚された魔王にです」

 な、なんだってー!! 異世界から召喚されるのって勇者だけじゃないのか!?

「実は来るべき勇者との戦いに備えて魔王軍の戦力を強化すべく、異世界から強大な力を持つ者を呼び寄せたのですが……そいつが魔王城を乗っ取り、私は追い出されてしまいました」
「ひどい話だ……」

 俺は魔王……元・魔王なのか? に同情してしまう。

 異世界召喚ができるなら、勇者以外を呼び寄せることができても不思議じゃない。もっと言えば、魔物側が召喚の儀式で戦力を強化することも当然の考えではある。

 しかし魔王を追い出すほど強い存在とはいったい……?

 予想外の展開に頭を悩ませていると、黒ローブがゆっくりと前に出てきた。戦う意思はないとばかりに部下たちを下がらせて。

「お見受けしたところ、あなたも異世界から召喚された波動を感じます。お願いです。どうか、この世界を乗っ取ろうとしている魔王を討ち取ってくださいませんか」
「待ってくれ、頭が混乱してきた」

 そのとき、後方で衝撃音が聞こえてきた。だいぶ近い。

「あれは……私を追ってきた異世界魔王の刺客です。あいつを片付けなければ、私も、この国もおしまいです」
「つまり敵はお前の後ろに迫ってる魔物なんだな」
「私も微力ながら支援いたします。ともに魔王の脅威を退けましょう」

 いやお前も魔王だろ……元だけど。
 とにかく、この国が危ないのは変わりない。
 俺は元魔王と共に、衝撃音の中心へと向かった。

【続く(続きません)】

AIと共同執筆したYouTube配信

AIと共同執筆した様子は、たけのこのYouTubeチャンネル『やっぱりたけのこチャンネル』にて配信しています。よろしければご覧ください。

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