みなさん「ちゃんと」洗濯できていますか?
衣服の繊維に合わせて洗剤を選び、正しい干し方で乾燥させる。お気に入りの服を長持ちさせる大切なことです。そこで今回は洗濯のやり方についてお話します。
・衣服のニオイや黄ばみの理由
・これでもう迷わない! 洗濯洗剤の選び方
・どう洗えばいいのかバッチリ! 服の素材の特徴
・じょうずに洗濯する方法
これを読めば洗濯の基礎が習得できる! 洗濯に慣れていない方はぜひご覧ください。
どうして服は匂ったり黄ばむのか?
身体から出る汗や皮脂によって衣服はニオイを発したり、黄ばんだりします。身に着けているときは平気なのになぜ……? 汚れのメカニズムについてご説明しましょう。
ニオイの原因は汗・皮脂・タンパク質、黄ばみの原因は皮脂
原因となる物質は汗以外にも皮脂とタンパク質があげられます。
皮脂腺から分泌される皮脂は脂肪を含む液体。毛穴から出る物質でニキビの原因にもなります。これが微生物のご飯となり、むしゃむしゃ食べて繁殖する過程でニオイが発生。
皮脂は繊維に蓄積すると吸水性や通気性を下げて着心地が悪くなります。さらに酸化して黄ばみを生み出します。そでやえり、脇の下が黄ばみやすいのは皮脂が残りやすいため。
また皮膚の角質であるタンパク質もニオイの原因。空気に触れて酸化することで独特のを発生させます。
汚れは水溶性と水不溶性の2つ
汚れは水洗いで落とせる水溶性の汚れと、簡単には落ちない水不溶性に大別できます。
例えば食塩や砂糖は水溶性で、水道水でジャーと流せば大体流れる。服にこぼして慌てる人もそこまでいないでしょう。
水不溶性でも土や泥など、水と馴染みやすい物質なら手早く処置すれば落とせます。
問題は油のように水と馴染まない汚れ。水だけではなかなかキレイにできないため、洗濯洗剤や洗濯機を使って洗うんですね。
汚れ落としの決め手は水・洗剤・マシンパワーの3要素
衣服の汚れを落とすために重要なのは水、洗剤、洗濯機。3つの力がひとつになれば、ひとつの衣類も100万パワーでキレイになるんです!
- 水:衣類から落ちた汚れを溶かす
- 洗剤:汚れをつかみ剥がれやすくして、水に溶けやすくする
- 洗濯機:衣類から汚れを引きはがすダイレクトアタック!
水は蛇口からホースで注ぐし、洗濯機は簡単に買い替えられない……やはり重要なのは洗剤選び! でも洗濯洗剤っていっぱいあるからよく分からない。なにが大事なの?
洗濯洗剤は界面活性剤で汚れを落とす
洗濯洗剤の主成分は界面活性剤。水になじみやすい性質と、油になじみやすい性質を併せ持っているので、交わらない二つを混ぜ合わせて落とすことができます。
ほかにも界面活性剤には以下のはたらきがあります。
- 浸透作用:水の表面張力を低下させ、繊維の奥まで浸透させる
- 分散作用:土や泥などの個体粒子を水中で分解する
- 乳化作用:油分を細かくして繊維からはがし、水中で分解する
- 再汚染防止作用:繊維の表面や汚れを包み、再付着を防ぐ
主成分に加えて、さらに仕上がりをよくする成分を配合している洗剤もあります。
洗剤によってプラスしている成分
- 酵素:界面活性剤の働きを補助して洗浄力アップ!
- 蛍光増白剤:紫外線を吸収、青白く見せて衣服の白さアップ!
- 漂白成分:汚れやシミの色素を分解して無色にチェンジ!
- 柔軟成分:衣類をふっくらさせる!
洗濯洗剤に配合されている漂白成分は塩素系という種類で、汚れやシミの色素だけを分解してくれます。何でもかんでも白くするわけではありません。
一方、蛍光増白剤は淡い色の衣類や無染色無漂白の生地に使うと、白っぽく見えてしまうので気をつけましょう。
使いやすさなら液体タイプ、洗浄力なら粉末タイプ
洗濯洗剤の主流は液体と粉末に分けられますが、利便性なら液体タイプ、頑固な汚れには粉末タイプがオススメです。
液体タイプは水に溶けやすく、色柄物の衣類にも向いています。詰め替え用の販売も多いので、本体があれば補充もラクラク。
粉末タイプは弱アルカリ性の成分なので、皮脂など酸性の汚れをしっかり中和・分解してくれます。液体洗剤と比べると低価格帯が多いのも家系にやさしい。
ただし衣服によっては色落ちしてしまう可能性があります。すすぎが不十分だったり、水温が低い場合は解け残る可能性も。気をつけて使用しましょう。
第三の洗剤としてジェルボールも登場しました。成分としては液体タイプに近く、使い方も洗濯槽の底に置くだけ。手も汚れず計量不要なので、利便性としては最強です。液体や粉末に比べてコストが高い点が悩みですね。
デリケートな衣服にはオシャレ着用洗剤
シルクやウール、綿、麻など傷みやすい衣類にはオシャレ着用洗剤が適しています。成分は中性で繊維の伸び縮みを防いでくれるため、やさしく洗うことができますよ。
幅広い汚れに対応する固形石鹸
洗濯洗剤には固形タイプもあります。目立たないかもしれませんが、様々な汚れ落としに向いていて、肌に優しい商品も多く発売されているんです。
固形タイプの原料は動物性や植物性の油脂。純せっけん成分が72%以上と定められているため添加物が少ないのが特徴。
油性やタンパク質、食べこぼし汚れに強く、さらに化粧品、血液、インクなどの汚れにも効果が期待できます。通常の洗剤では落ちない汚れがあれば試してみてください。
中性表示のある衣類に使うと痛めてしまうので避けましょう。また色の濃い汚れは浮き出て広がる前にすすぐこと。またタンパク質汚れは40℃以上の水だと固まってしまい落ちにくくなるので気をつけてください
しっかり除菌や消臭するなら漂白剤も活用
洗濯物をより清潔にしてニオイを落とすために使うのが漂白剤です。しつこいシミなども分解し、黄ばみも防いでくれるので、ぜひぜひ活用してください。
漂白剤には酸素系・塩素系・還元系の3種類があります。それぞれご説明しましょう。
オールマイティに使える酸素系漂白剤
シミの色素だけを分解してくれる酸素系漂白剤。主成分は過酸化水素、消毒で使うオキシドールと成分は同じ。気軽に使える漂白剤ですね。
こちらも液体と粉末が販売されています。効果的なのは粉末タイプですが、ウールやシルクなどデリケートな素材は炒める可能性があるので控えましょう。
白物衣類なら塩素系漂白剤
酸素系よりも漂白・除菌・消臭をパワフルに行うのが塩素系漂白剤。強力すぎて衣類の染料まで落としてしまうので、白物衣類だけに使うのが妥当です。
成分は次亜塩素酸ナトリウム。水道水やプールの殺菌に使われている成分ですね。繊維によっては傷めるものも多いので、しっかり確認してから使用してください。
塩素系でも落ちない汚れなら還元系漂白剤
あまり耳にしない還元系漂白剤は、鉄サビなどによる汚れや黄ばみに効果を発揮します。塩素系でも落ちない汚れにお試しください。
こちらも色落ちの可能性があるので、白物衣類のみに使うのが無難です。
着心地をアップさせるなら仕上げ剤も大切
衣類のふっくら感をアップさせるなら仕上げ剤も活用しましょう。静電気も防いでくれるので、冬場は特に重宝しますよ。
柔軟仕上げ剤とは衣類同士の滑りをよくするもの
柔軟仕上げ剤を使うとなぜ柔らかくなるのか? それは主成分の陽イオン性界面活性剤が繊維の表面を覆い、繊維同士の摩擦を少なくするためふっくらするんですね。
摩擦が減るということは衣類の毛玉やケバ立ちも抑え、シワや衣類同士の絡まりも少なくなります。しかも水洗いできる衣類なら基本的に使用可能。
さらに成分がアースの役割も果たすので静電気も起こりにくくなるし、ホコリがくっつきにくいから黒ずみも防いでくれる。こりゃあ使わなきゃ損ですよ!
パリッと仕上げたいならノリ剤を使おう
ワイシャツやシーツなど、パリッと仕上げたい生地にはノリ剤を便利です。生地に張りを持たせて型崩れを防ぐので、見た目もよくなります。
注意したいのは液体タイプ。柔軟剤投入口から入れると詰まってしまったり、乾燥器の使用も故障の原因になりかねません。きちんと調べてから使う必要があります。
そこで便利なのがアイロン用ノリ剤。スプレーボトルに入っていて、アイロンがけのときにシュッと吹きかけるだけの簡単なお仕事。使い勝手なら断然こちらですね!
仕事で洗濯のタイミングがない方には衣料用スタイリング剤が強い味方。スプレータイプで、干している間に吹きかければ衣服を整えハリを出してくれます。消臭効果や香りつきなどもあるので、ひとつ常備しておくのもいいですね。
洗濯前に衣類を仕分けて上手に洗おう
洗剤をこだわっても、衣類の繊維と相性が悪ければ痛みの原因に。色が移ってしまう場合もあるので、相性のよい衣類ごとに洗うことが大切です。
衣類のタグを見れば基本的な洗い方が書いてある
衣類の洗濯方法については、内側や襟などについた洗濯表示タグに記載されていることがほとんど。現在の表示はISO(国際規格)と同一の記号が使用されています。
洗濯のしかた
マーク | 意味 | |||||
洗濯機が使用可能。水温は30℃を限度とする ーは弱い水流で、=は非常に弱い水流で洗うこと | ||||||
洗濯機が使用可能。水温は40℃を限度とする ーは弱い水流で、=は非常に弱い水流で洗うこと | ||||||
洗濯機が使用可能。水温は50℃を限度とする ーは弱い水流で洗うこと | ||||||
洗濯機が使用可能。水温は60℃を限度とする ーは弱い水流で洗うこと | ||||||
洗濯機が使用可能。水温は70℃を限度とする | ||||||
洗濯機が使用可能。水温は95℃を限度とする | ||||||
手洗いでの選択が可能、水温は40℃を限度とする | ||||||
家庭での洗濯はできません |
漂白剤の使い方
マーク | 意味 |
塩素系・酸素系両方の漂白剤が使えます | |
酸素系漂白剤は使用可能 塩素系漂白剤の使用はできません | |
塩素系・酸素系両方の漂白剤が使えません |
タンブラー乾燥(ドラム内で温風と回転によって乾燥させる方法)のしかた
マーク | 意味 |
排気温度の上限を80℃としてタンブラー乾燥できます | |
排気温度の上限を60℃としてタンブラー乾燥できます | |
タンブラーでの乾燥ができません |
自然乾燥について
マーク | 意味 | |
ハンガーなどにかけて乾かす「つり干し」がよい 斜線入りは日陰のつりぼしがよい | ||
洗濯機の脱水や絞ったりしない「ぬれつり干し」がよい 斜線入りは日陰でのぬれつり干しがよい | ||
平らなところで乾かす「平干し」がよい 斜線入りは日陰での平干しがよい | ||
洗濯機での脱水や絞ったりしない状態で、平らなところで乾かす「ぬれ平干し」がよい 斜線入りは日陰でのぬれ平干しがよい |
クリーニングの方法について(専門店向けの表記で、家庭内洗濯では使いません)
マーク | 意味 | |||||
パークロロエチレンおよび石油系溶剤によるドライクリーニングができます ーは弱いドライクリーニングができます | ||||||
石油系溶剤によるドライクリーニングができます ーは弱いドライクリーニングができます | ||||||
ドライクリーニングができません | ||||||
ウェットクリーニングができます ーは弱いウェットクリーニングができます =は非常に弱いウェットクリーニングができます | ||||||
ウェットクリーニングができません |
服の素材は天然繊維と合成繊維に分けられる
衣服の繊維は天然繊維と合成繊維に分けることができます。それぞれに特徴があるので、表にまとめてみました。
繊維の特徴を踏まえた説明が上記の洗濯表示マークです。以下の表は覚えなくても問題ないので、いろいろあるんだな程度にご覧ください。
天然繊維 | 繊維の良いところ | 注意点 | |
植物繊維 | 綿 | 吸水性・通気性・耐久性に優れる | シワになりやすい |
麻 | 吸水性が高く、清涼感がある | シワになりやすい 毛羽立ちやすい | |
動物繊維 | 毛(ウール) | 保湿性・吸湿性がよい シワになりにくい | 濡れた状態でこすると縮みやすい |
絹(シルク) | 肌触りがよく、光沢がある | 色落ちしやすい 濡れた状態でこすると傷がついたり、毛羽立ちやすい |
動物繊維は熱・アルカリ・日光・虫に弱く、さらに弱アルカリ性洗剤・塩素系漂白剤・粉末の酸素系漂白剤は使えません。干すときは陰干しにしましょう。
化学繊維 | 繊維の良いところ | 注意点 | |
再生繊維 | レーヨン | 柔らかく、生地のすべりがよい | 濡れると縮みやすい 強く引っ張ると切れやすい |
キュプラ | |||
半合成繊維 | アセテート | シルクに似た肌触り、光沢がある | シワになりやすい 摩擦に弱い 除光液などで繊維が溶ける |
合成繊維 | ナイロン | 丈夫な繊維、しなやかさがある | 日光で変色しやすい 塩素系薬剤に溶けやすい |
ポリエステル | 丈夫で弾力性が高い 摩擦や熱に強い、乾きやすい | 染めにくい繊維なので汚れが落ちにくい | |
アクリル | 弾力がある | 他の合成繊維に比べて、やや高い温度に弱い | |
ポリウレタン | 丈夫でシワになりにくい 伸縮性が高い | 耐久年数が短く、劣化しやすい |
ひどい汚れは前処理すれば落としやすい
特に汚れがひどい場合、洗濯機で洗う前に洗剤で処理することで落としやすくなります。衣服の繊維を確認したうえで前処理を行いましょう。
- えりや袖口・泥汚れ:
部分洗いよう洗剤をつけて、放置せずに洗濯する - 食べこぼし・油のシミ:
色柄物専用の液体漂白剤をつけて、放置せずに洗濯する - オシャレ着のシミや汚れ:
専用の中性洗剤の原液をつけて、馴染ませてから洗う
衣類を傷めない洗濯のシミ抜き手順
洗濯前のシミ抜きも注意や手順を守ることで、衣類を傷めず汚れを落とすことができます。面倒かもしれませんが、お気に入りの服を大切にするためにも段階を踏みましょう。
使用するのは蛍光増白剤を含まない衣料用中性洗剤や台所用中性洗剤です。あらかじめ繊維やシミの種類を確認しておき、汚れに合った方法を使ってください。
シミ抜きの手順は以下の通りです。
- 衣類の下に乾いたタオルなどを敷き、シミのついた側とタオルを向かい合わせる
- 水をつけた歯ブラシなどでポンポンと叩き、敷いた生地に移す。こすると繊維が傷むので注意
- シミが輪っかのように残らないように、周りから中心に向かって落とす
- 乾いたタオルでポンポンと水気を取る
外出先でのシミも素早い対処で
家の外で衣服にシミをつけてしまった場合でも、素早く処理することで元の色味に回復させることができますよ。処理方法は油分のあるなしで少し変わります。
油分を含まないシミ[しょう油やジュース]
- 水を含んだティッシュなどで軽く濡らす
- 乾いたティッシュやハンカチなどで軽く抑える
油分を含むシミ[ドレッシングや口紅]
- ティッシュで押さえて油分を取る(せっけんがあればティッシュにつける)
- 水を含んだティッシュで軽く濡らす
- 乾いたティッシュやハンカチなどで軽く抑える
和服や毛皮はシミ取りが難しいので、専門店に相談しましょう。
洗濯機にも正しい使い方がある
すべて自動で行ってくれる洗濯機でも、正しい使い方をしなければ本来の洗浄力を発揮してくれません。ここでは守った方がいい洗濯機の利用方法をご説明します。
水量にあった洗濯物の量にすること
適した水量を超えて洗濯物を入れると、すすぎが不十分になる場合があります。こうなるのは最大洗濯量よりも多く洗濯しようとした場合ですが……。
洗濯物をぎゅうぎゅうに詰め込むと汚れ落ちが悪くなる以外に、粉末洗剤が解け残る場合もあります。衣類が多い場合は手間でも2回に分けましょう。
すすぎにお風呂の残り湯を使わない
おふろの残り湯を洗濯に再利用することはとてもエコ! しかし身体から落ちた皮脂を含んでいるため、すすぎで使用するとまた衣服が汚れてしまいます。
洗濯ネットを使うときは汚れた部分を表に出す
洗濯ネットは衣類の痛みやシワを抑え、糸くずの付着も防いでくれる便利な補助アイテム。大切に洗いたい衣類には必須です。
たたんだ衣類をネットに入れる場合、汚れのついた部分は表側に出しておくと落ちやすくなります。内側にくるんでしまうと流れにくくなるため、工夫して利用しましょう。
ちょっとの工夫で仕上がりがよくなる干し方
洗い終わったらあとは干すだけ。しかし適当に干すだけでは乾きも遅いし、ちゃんと乾燥しません。ちょっとのコツできれいに乾くので、面倒と思わずていねいに干しましょう。
脱水後はすぐ洗濯機から出して干しましょう。シワや色移りを防ぐためです。
干す前に軽く振りさばくと、大きなシワを伸ばすことができます。小さなシワは手のひらでパンパンと叩いて伸ばしましょう。襟や袖口、前立て部分、ポケットなどは引っ張って伸ばします。
ジーパンや厚手のパンツ、スカート類は裏返して筒状に干すと折り目がつきにくくなります。また空気の通り道ができるので、生地がしっかり乾きますよ。
生乾きのニオイを防ぐ部屋干しのコツ
忙しいときや天気の悪いときは部屋干しをするしかありません。でも独特の生乾き臭が嫌だ……悲しい気持ちにならないために、少しでも心地よく干す方法をご案内します。
洗濯物自体をため込まない
汚れは時間が経つと変質してニオイの原因に。「つぎ晴れた日に洗濯しよう」と先送りにせず、早めに洗う方が香りよく仕上がります。
洗濯槽をカゴ代わりにしない
「どうせ洗うなら手間を省く方が効率的だ」と思って洗濯槽に脱いだ衣服をため込んでいませんか? それはニオイの原因になる行為ですよ。
洗濯槽に衣服を入れておくと湿気が溜まり、カビの繁殖を助けてしまいます。同時に衣類の雑菌も増えやすくなるので、カゴ代わりに使うのはやめましょう。
抗菌作用のある洗剤を使う
ニオイの原因は菌の繁殖。そのため抗菌作用の高い洗剤や仕上げ剤は、生乾き臭を防ぐ効果が高いです。
特に「部屋干し用」と書かれている洗剤は抗菌作用が高いものが多く、菌の繁殖を抑える効果が期待できます。購入時の目安にしてください。
干すときは風の通り道を意識する
少しでも早く乾かすため、風を通りやすくしましょう。洗濯物を干す間隔を空けたり、除湿器や扇風機を利用して衣類を空気に触れさせてください。
まとめ
・使いやすさなら液体洗剤、汚れ落ち重視なら粉末洗剤
・漂白剤や柔軟仕上げ剤も活用すれば着心地アップ!
・洗い方が分からないときは衣類のタグに書いてある
・干すときは洗濯物の間隔を空けるとよく乾く
細かく見れば手間かもしれませんが、一度きちっと決めて習慣化すれば手間とは思いません。キレイな服は人前に立つ自信にもつながるし、衛生的です。しっかり洗濯しましょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。