たまには家族に顔を見せないと。
北海道から上京して10年以上。いまさらホームシックはないし、義務を感じるわけでもないのですが、自然とそう思って実家に帰ってきました。今回は里帰りの話をしたいと思います。美味しい食べ物も紹介するよ!
11月上旬の北海道は言うまでもなく寒い
羽田空港から新千歳空港へ。到着したのは午後4時くらいでした。
関東では平均気温約15℃の秋晴れでしたが、北海道は平均気温約4℃と当たり前のように一桁。日も沈みつつあり、底冷えの寒さを数年ぶりに体感。そうだ、北海道って寒い土地だった……!
もしもこれから北海道へ向かう方がいらっしゃるなら、寒さ対策はしっかりしていってください。ヒートテックは必須装備ですよ!
北海道と言えばジンギスカンでしょ!
家族に顔を見せること以外、特に目的はありません。でもせっかく帰ったのですから久々に地元の味を堪能したい! そんなわけでジンギスカンを食べました。
空港内にある『松尾ジンギスカン』道民にはお馴染みの美味しいお店です。道内なら食べられるお店は多々ありますが、松尾ジンギスカンなら間違いないのでさっそく入りました。店内には空っぽの胃を刺激するいい香りが流れています。
注文するとすぐに食材が運ばれてきます。独特の形をした鉄板の上に具材とだし汁を乗せてもらい、待つこと数分……。
これよこれ!! 食べたかったのコレー!!!! やっぱり美味しいー!!!!!!
肉はあらかじめタレに付け込んでいるので、そのまま食べることができます。野菜もだし汁で煮るのでしっかり味が付いています。
ラム肉(子羊肉)って臭みがあるんじゃないの? と思う方もいらっしゃるでしょうがクセはなく、肉も柔らかくて食べやすいと思います。食べ慣れているせいで説得力に欠けるかもしれませんが、あっさりして食べやすいのです。
松尾ジンギスカンさんの肉は甘めの味になっており、軽い味わいなのでひょいひょい食べれちゃう。もやしも玉ねぎも人参もいんげんも旨いよぅ(感涙)
あと100円(+税)で注文できるトッピングのうどんも美味しかった。初めて食べたのですが、あっさりしつつジンギスカンのエキスをしっかりと感じる味わい。昔はこういう食べ方しなかったな。
関東でも食べられるお店はありますが、一人じゃ外食の選択肢に出てこないですからね。その辺のスーパーじゃラム肉も売ってないし……地元補正も加算されて、極上の味わいでした。
油跳ね防止に前掛けや荷物用ビニールをもらえますが、そもそも油分が非常に少ないので跳ねてきません。服に匂いもほとんどつかないので、軽い気持ちで食べることができます。ああ満足した……。
新千歳空港は遊べる空港
空港という施設は、飛行機が乗れてお土産が売っていれば十分なのですが、新千歳空港はそれ以外の施設が充実しています(2019年11月現在の状態です)
ロイズ チョコレートワールド
北海道の有名なチョコレートメーカーROYCE’(ロイズ)。空港内にも当然ショップはあるのですが、それだけじゃありません。なんと生産工場があるのです。その名も『ロイズ チョコレートワールド』(タッチでホームページに飛びます)とってもメルヘンチック!
ガラス越しにお菓子を作っている製造過程を見ることができて気分は工場見学。もちろん買うこともできます。さらに焼きたてのパンを売るベーカリーや、チョコレートの歴史がたくさん詰まったミュージアムなど、見ているだけで楽めます。
見学料や入場料なんてかかりません。通路の両側で展開されているため、行き先によっては意図せず通り抜けることもあるでしょう。でもせっかくなら一度立ち寄ってみてください「ここ本当に空港?」って思いますから。
ハローキティ ハッピーフライト
サンリオのキャラクターと触れ合えるアミューズメント施設が『ハローキティ ハッピーフライト』。小さななお子様と一緒に楽しめる設備が多くて心が和みます。
ここでしか購入できない商品もあるので、サンリオキャラが好きな人には夢のような空間です(一部有料ゾーンあり)
ちなみにロイズチョコレートワールドのすぐ先にあるので、通過しながら観ることができます。
ドラえもん わくわくスカイパーク
ロイズチョコレートワールドと同じ通路にあるのが『ドラえもん わくわくスカイパーク』です。こちらはドラえもんの世界に浸ることができるエリア。ショップやカフェなどもあり、ファンにはたまりません。
一部の施設は営業時間や入場料金が定まっているので、ご確認のうえ楽しんでください。
他にも空港とは思えない施設
他にも北海道の応援キャラクター雪ミク(初音ミク)のミュージアムがあったり、映画館やホテル、温泉など、空港内だけで充分遊べる施設が揃っています。動物の置物がたくさんいる通路もありました。歩き回るだけでも楽しい空港になっています。
特に何もせずのんびり過ごす
家で特にすることはありません。お菓子や果物を食べながら近況を話したり、ドラマを観たり、特別なことをせずに一泊二日を過ごしました。普通すぎて写真を撮ることすら忘れていました。ブログのためにも、記録に残すくせをつけなければいけませんね。
たけのこは自分の部屋にいるとき「休みの日こそいろいろやらなきゃ」と行動に掻き立てられる性格です。のんびりすることを勿体ない、と感じてしまうんですね。
だからこそ何もしないでゴロゴロ過ごすというのは、普段じゃできない貴重な時間の使い方でした。おかげで精神的に休まった気がします。定期的に休めなきゃいけないとは分かっているんですけど……自分には難しい。
お土産をもらって帰宅
手ぶらで帰るつもりが、空港であれこれ持たされて帰ってきました。親の優しさだなあ……と感謝しながら、いくつかご紹介します。どれも確実に美味しいものばかり!
ポテトチップチョコレート(ROYCE’)
堅めのポテトチップの片面にまんべんなくチョコレートがコーティングされていて、単体で甘さとしょっぱさの無限ループを引き起こす悪魔的な美味しさ。写真は新じゃがを使用したバージョンで、製造は先ほども紹介したロイズです。
ポテチかチョコ、どちらかが苦手じゃない限り食したものに「ヤバいわコレ」と言わしめる実力を秘めています。やってくれたなロイズさんよぉ!
たまに似た感じの後発商品がスーパーに並んでいたりしますが、歯ごたえ、塩っ気、チョコの甘味すべてにおいて役者が一枚上であり、ハイレベルな調和を生み出しています。
小分けになっていないので職場へのお土産には向かないかもしれませんが、自分や家族に買うならオススメの一品です。
じゃがポックル(カルビー)
スティックタイプのスナック菓子。大きめにカットされているので食べごたえがあり、じゃがいも本来の旨味に丁度いい塩味がたまりません。小分けになっているので、ちょっとお裾分けするにも重宝します。
製造はカルビーですが、作っているのも売っているのも北海道だけです。またカルビーでは『Jagabee(じゃがビー)』という同じスティックタイプのスナック菓子を発売していますが、原料や作り方が同一ではないため、異なる味わいとなっています。
わかさいも(わかさいも本舗)
一見スイートポテトに見えるのですが、さつまいもは一切使用されていません。なのにお芋のような味わいと触感がある北海道名物のひとつです。芋の筋を再現するために「きざみ昆布」を使うという発想がまたすごい。
写真は一番小さい二個入りサイズ。ちょっとだけ食べてみたい方が買いやすいのも特徴です。もちろんたくさん入った箱売りもありますよ。
お茶によく合うお菓子です。和菓子をお探しならぜひこちらもどうぞ。
あんバタサン(柳月)
NHKの連続テレビ小説「なつぞら」に登場するお菓子のモチーフとなったらしい商品で一躍有名になったそうですが……すみません、観てなくて……。とにかく話題のお菓子として道内でも一時品薄状態だったらしいです(と家族から聞いた)
あんことバターのクリームをサブレで挟んでいると聞いて「けっこうクドいんじゃ……」と思いつつ食べてみたら、とってもさっぱりしている! これは二つ三つと手が伸びちゃいます。
あんこもバターも主張は控えめでクリームも穏やかな舌触り。サブレも簡単に噛める柔らかさで、ドラマで有名にならなくても売れる実力を持っていました。話題性は十分なので、今時期のお土産としては一層目を引くかもしれません。
まとめ
北海道の食べ物はとにかく美味しい! 北海道に訪れる際には観光だけではなく、食も大いに味わってたくさん楽しんでいってくださいね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。