YouTube『やっぱりたけのこチャンネル』で初めてゲーム実況した作品、Bloodborne(ブラッドボーン)をクリアしました!
楽しい体験をゲーム実況だけに留めるのはもったいない、そうだせっかくならブログでも語ろう! ということで今回はBloodborneの魅力についてお話します。
ネタバレはございませんので、気になっている方はぜひご覧ください。
Bloodborneはこんなゲーム
Bloodborneが発売されたのは2015年3月26日。フロム・ソフトウェアが制作したアクションRPGです。
2015年11月24日にダウンロードコンテンツが配信、同年12月3日には本編とDLCを収録した完全版『Bloodborne The Old Hunters Edition』(ブラッドボーン ジ・オールドハンターズエディション)が発売されました。
現在では全世界で売り上げ累計200万本を突破している人気タイトルなんです。
一撃が命取りの玄人向けゲームシステム
かなり尖っているアクションRPGといっても過言ではないBloodborneの特徴的なシステムを一部ご紹介します。
お金と経験値は一緒
敵を倒すと血の意志と呼ばれる数値が増えます。これはゲーム内における通貨として利用でき、装備品や消費アイテムを購入することができます。
一般的なRPGと違い自然にレベルアップはしません。ステータスを上げるには拠点に戻り、血の意志を消費してレベルを上げます。
つまり血の意志はお金と経験値、両方の役割を持ちます。
現状と悩ましい気持ちを天秤にかけつつ、運用していかなければなりません。それが楽しいんですけどね。
回復手段は基本的にひとつだけ
移動中の回復には輸血液を使います。名前だけ聞くと「えっ血を……?」とゾワゾワしますが、Bloodborneの世界で血は特別なものなのです。
使用することで体力の4割を回復でき、デフォルトで20個まで持ち歩けます。回復手段は基本的にこれだけ。ほかにも回復アイテムはあるのですが、ひとつしか持ち歩けなかったりと使い勝手はイマイチ。
「20個も持てるなら余裕あるじゃん」と思った方、それは大きな間違いです! 詳しくはこのあとで。
「攻撃を防ぐ」という選択肢がない
敵の攻撃を防御して防ぐ=ガードは大抵のアクションゲームならボタン一つで行動可能。しかしBloodborneにそんな生ぬるい行為はありません!
攻撃を食らわないようにする手段は「回避」のみ!
ガード手段もあるのですが、それでもかなりのダメージを食らうので局所的な行動でしかありません。
おかげで戦闘中は緊張しっぱなし。どこまで敵の挙動を見切るかが勝利のポイントになります。このドキドキ感が面白さを引き立てている、と言っても過言ではないでしょう。
難しいから何度も繰り返す、それがBloodborne
世界中で絶賛されるBloodborneの一体どこが面白いというのか? つい最近ゲームクリアしたたけのこが語ります!
笑っちゃうくらいの高難易度でコントローラーを投げる
このゲームはすごく難しい。誰に聞いても大体同じことを口にするはず。その難易度たるや、プレイヤーの半分以上が最初のボスすら倒していません(2019年8月7日現在)
PS4には攻略達成率の目安となるトロフィー機能があります。取得欄には「同じゲームをプレイしている全世界のプレイヤーで、このトロフィーを獲得したのは〇〇%です」と全体の取得率も表示されます。
つまり100万人以上が初めのボス戦で「強すぎんだろ!」とさじを投げた計算になります。
もっと言えば、その辺の雑魚でも2匹以上を相手に油断するとやられます。しかも敵の配置がいやらしく、プレイヤーの死角に潜んでいることが多い!
「一撃でやられるの!?」「え、なんで今体力なくなったの……?」原因すら分からず終わることもしばしば。
敵がいなくても巧妙な仕掛けられた罠にハマったり、足を滑らせて高いところから転落したり、なにかあればすぐゲームオーバーになる部分ばっかり! 製作者の手の上でコロコロと転がされている感が否めません。
だからこそ難易度の高さゆえ、ボス撃破の喜びが半端ないんです。
何度も挑んだ末に勝利を掴むと「よっしゃぁ!」と声を上げてしまうくらい嬉しい。いわばアメとムチ。のめりこんでプレイしてしまう要因なんです。
武器のギミックがかっこよすぎて無意味に変形させる
右手に「仕掛け武器」左手に「獣狩りの銃」と2種類の武器を使い、敵と戦います。
どれも一長一短の特徴を持ち、自分に合った武器を使い続けるもよし、局面で使い分けるもよしと戦略に幅を持たせてくれます。
メインは右手の仕掛け武器なのですが、その名の通り、すべての武器が変形します。これがとってもかっこいい!
ガチャン、ガシン! と無骨な音を立てて形を大きく変える様は、無意味に何度も行ってしまうほど。ギミック好きにはたまらない要素です。
難解なストーリーだけど読み解く楽しさもある
ゲームは物語が重要とする方も多くいらっしゃるでしょう。ではBloodborneのストーリーはどうかというと……とても難解でした。
不親切とか雑なつくり、という意味ではありません。むしろ世界観はしっかりと練られており、プレイしていれば十分に伝わってきます。
ただゲーム内ではあえて説明を制限しているらしく、断片的な情報が非常に多い。ゆえに「読み解いていく」楽しさも含まれているんですね。
頭を使うのはちょっとな……と身構えてしまう方もご安心ください、ストーリーを深く考えなくても問題なく楽しめますから! 自信を持って言えるのはたけのこがそうだったからです。雰囲気に酔うだけでも没入できるほど、ゲームはしっかり作られています。
購入するなら完全版がオススメ
通常版と完全版、購入するなら間違いなく完全版がオススメですよ!
完全版に含まれるダウンロードコンテンツは新しい舞台、ボス、武器、防具、アイテムなど新要素が盛りだくさん! そのうえ歯ごたえ抜群の難易度です(本編で歯ごたえありすぎなので、それ以上……とお察しください)
追加とは思えないボリュームで、本編以上にのめり込む内容でした。プレイしながら「これはDLCやらなきゃ損だな」と思ってしまうほど。
さらにDLCには日本語版音声が収録されているので、英語音声や日本語字幕も味があるけど、和訳音声でプレイしたいと思う人にはたまらない特典です。吹き替えを担当する声優さん実力派の方々ばかりで、実況するにも日本語音声の方が楽でした。
通常版をお持ちの方でもPS StoreでDLCを購入すればプレイ可能です。より深くBloodborneの世界を楽しむために、ぜひご一考くださいませ。
まとめ
ネットの情報を見て「なんとなく面白そうだな」と思って購入したのが大正解でした。「やりがいのある面白いゲームないかな」とお探しの方は選択肢の一本として入れていただいて構いません。それくらい楽しかったです!
もう少し作品の内容に触れてから決めたい方は、手前味噌ですが『やっぱりたけのこチャンネル』の実況動画をオススメします。完全素人なので至らない部分ばかりですが、ネタバレはないので安心してご視聴ください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。