夏といえばホラーゲームで涼しく過ごしたい、そんな方にご紹介するオススメゲームが『Layers of Fear(レイヤーズ・オブ・フィアー)』です。とにかくビビらせてくる!
今回はダウンロード専売ゲーム『Layers of Fear』の魅力をお話します。ゾクゾクするホラーゲームを楽しみたい方はぜひご覧ください。
『Layers of Fear』はこんな内容
ここはとある画家のお屋敷。
不気味なまでの静寂が満ちたこの館に時折カサコソと耳障りな音が響く……。夜なべして絵画制作に打ち込む画家に宛てた愛情のこもった妻の書き置き。子供部屋に所狭しと並ぶおもちゃ。
それなのに、屋敷には誰もいない。
あなたはただ一人、この屋敷に取り残されて彷徨っている……。禍々しく変化する屋敷は画家の心の投影か、それともあなたの気のせいか…。
一度入ったら戻ることが出来ない
この画家の狂気が棲まう館で、あなたが見つけるものは?
本作はアドベンチャーゲームです。館を探索しながらアイテムを見つけて、物語の真相を紐解きます。クリアまでは3~4時間ほどでサクッと遊べる長さ。
ゲーム内は英語音声・日本語字幕ですが、英語が全然分からなくても充分楽しめます。
戦闘やゲームオーバーはなく、プレイヤーが出来るのは「歩く」「調べる」が中心。難しいボタン操作もなく、激しい動きを要求されることもありません。謎解きも難易度は低め。
グロテスクな描写も一切ないので、センシティブな表現に気分を害さず進めることができます。それでも十分に怖いのですから……。
『Layers of Fear』のここが怖い
怖い怖いと言うけれど一体何が怖いのか? 本作の特徴を順にご説明します。
とにかくビックリさせてくる演出
いきなり窓が閉まったり、物音が聞こえたり、背後に人形が現れたり……視覚・聴覚を刺激するあの手この手でプレイヤーを驚かせてきます。
いかにも怪しい場所なのに何も起こらず、ホッとした直後にドーン! なんてテクニカルな驚かし方もしてくるので、警戒は難しいですよ。
不気味なストーリー
状況説明が一切なく始まる本作。点在するメモや資料を見つけることで、過去に何があったのか明らかになっていきます。
マルチエンディング方式で、探索内容によって結末が変わります。さらにチャプター選択もあるため、遊びやすいシステムですね。
気が滅入るほどの狂気
建物内は異次元空間と化しているため、似たような部屋に戻ってきたり、薄暗い通路を手探りで進む場面が多々あります。だんだんと精神が滅入ってくる……。
おかげで気持ちが疑心暗鬼になり、床の軋み音さえも怖くなってきます。とにかくプレイヤーの精神力を全方位から削ってくる。一人ごとでもしゃべってないと正気でいられない。
『Layers of Fear』個人的な感想
とにかく恐怖演出の緩急がみごと。途中でマンネリになることはありません。ちょっとした謎解きなどが恐怖を与えるいいアクセントになっているのだと思います。
メンタルの疲弊が半端ないので、気分の悪いときはプレイを控えるべきですね。スタートからクリアまで休憩せずにプレイすると、ヘトヘトになりますよ……。
一人称視点なので3D酔いを起こす場合があります(自分も酔いやすい)スタートして「酔いそう」と感じたらコンフィグで画面の揺れのオフにして、視界の広さを最大にしてください。これだけでだいぶ変わりますよ。
まとめ
手軽にホラーを味わうにはちょうどいい作品。気になった方はぜひ遊んでみてください。どんな雰囲気か知りたい方はたけのこのゲーム実況もご覧ください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。